convivialのある生活

楽しく生きることについて感じたことを心理学や人間関係の視点から書い綴ってます。

コンヴィヴィアルな学び合いについて

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コンヴィヴィアルとは

イヴァン・イリイチによって提唱された言葉。日本語では「共愉」、「楽しく共生」とかに訳される事が多い。
僕個人は共愉の意味合いを強く意識している。
 

コンヴィヴィアルな学び合いとは

年齢、性別、地位、地域、人種などなど大小様々なコミュニティの枠を取っ払って、お互い自主的に楽しく教え、楽しく学び、知恵を付けようねって感じ。
 
知識というのは勉強したり調べたりすることで収集できることと考えている。
知恵というのは知識や経験を結びつけることで生まれるものであり、体系化し難いもの。暗黙知
ただし、自身から他人へアウトプットしていくことと他人から自身へインプットすることを繰り返すことで洗練されていく側面があると考えている。
 
アウトプットは意識しないと難しいことが多く、他人に補助を頼むことは好ましい手段。
補助役としては先輩や先生、上司といった同じ、もしくは近しい環境の経験豊富な人がいる場合は役割としてやりやすいと思う。
もちろん、コーチングを生業としている人に頼むのもよい。
その道のプロフェッショナルはうまく誘導してくれるので、周りの人から探すのもいいし、仕事としている人に依頼するのもよい手段だと思う。
 
アウトプットに慣れてくると、僕の経験上人に自分の考えが伝わりやすくなる。
そこには楽しみも付いてくるのでコンヴィヴィアルの一歩として考えていいと思う。
 
僕が考えるコンヴィヴィアルな学び合いとは、自分の幅を広げて行く手段としてすでに当たり前にやられていること。
だけど、改めて意識していくとよりスピーディにサイクルが回って行くものだと考えている。
 
・・・たぶん、続く。
 

参考文献

イワン・イリイチについてはこれとか。

 コンヴィヴィアルについては参考にしているのはこれ。