convivialのある生活

楽しく生きることについて感じたことを心理学や人間関係の視点から書い綴ってます。

話上手は聞き上手というけど難しい

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前回の記事にも少し書いたけど、相手の言葉を上手く翻訳することってすごく難しい。

実践してみるうえで注意することを書いてみる。
 

「9割聴く、1割話す」スタイル

話がしっかりできるときを振り返ると自分が喋っているときが少ないことに気がついた。
 
心理学の手法で傾聴というのがあるけど、まさにこれ。
まずは相手をオープンにさせること。
 
ただ話したい・聞いてもらいたいだけ、くらいの認識がよい。
 

9割聴くと、話し手に聴く余裕ができる

気持ちの上で詰まっているものを吐き出すことが相手をリラックスさせるし、その状態で他人から何を言われても受けとることは難しい。
 
ぎゅうぎゅうに詰まっている箱に追加でモノを入れようとすると箱が壊れてしまう可能性がある。
人の場合は怒りや不安、拒絶といったネイティブな要素が顔を出しやすい。
 
聞く側が話し手の空き容量を作ってあげることが第一ステップ。
 

1割の提案が相手を変える

第一ステップで話し手に余裕が生まれると、こちらの話が効いてもらいやすくなる。
 
もう一つのメリットは相手の大事な主張を整理しやすくなる。
言葉の中には色んなヒントがあるので、整理する時間もできる。
 
そこで少しだけ話せばよい。
相手のツボにハマれば、こちらの提案をたくさん聴いてもらえるようになるし、ハマらなくても相手との関係はすでにフラットになっている。
 
100%、すべての場面で当てはまるものではないけど、大概これではなしができるようになる。
 
もちろん、自分が万人の目を惹くような話やキャラクターを持っていれば第一ステップなんてすっ飛ばしてしまえばいい。
 
僕はそんな話もキャラクターも持っていないのでこういうのがあってる気がする。